対談テレポートの取り組み
AIエージェントのためにつくった「街」が、会社を守ることにつながった
AIに
経営者は工場や店舗には視察に行くのに、自分の会社のデジタルインフラは見に行ったことがない。それを見えるようにしたのが CITY だった。
平野友康Teleport CEO
野口 岳Teleport Co-founder

2026年10月21日、プログラミング言語PHPの重大な脆弱性に対する修正版が公開された。1銀行やネットショップなどが緊急メンテナンスに入り、サービスを一時停止する事態も起きた。2
多くの企業が対応に追われるなか、テレポート株式会社は自社の対応を約30分で終えたという。3
画面に映っていたのは、街づくりのシミュレーションゲームのような3Dの世界だ。サーバーやデータベースが建物のように並び、AIエージェントが調べた情報をもとに、注意すべき場所が示されている。人間とAIエージェントは、その街を一緒に見て回りながら、どこを確認し、どう対応するかを話し合っていた。
テレポートが自社のために開発してきた「CITY」という仕組みだ。
しかし、意外なことにCITYはセキュリティのためにつくられたものではない。
テレポートは、AIエージェントが人間と一緒に仕事をするプラットフォームを開発する会社だ。「日常を冒険に変える」を掲げ、学校教育からメディア制作、文化芸術まで、さまざまな現場でAIエージェントの活用を進めている。
CEOでメディアクリエイターの平野友康と、共同創業者でデザインストラテジスト・リサーチャーの野口岳。セキュリティを専門としない二人は、なぜ自社のデジタル環境を「街」にしたのだろうか。
音声は、二人の声をもとに AI で合成しています。段落を押すと、そこから聴けます。
01AIエージェントが働くには、会社のことを知らなければならない
動いていることは
分かる。 でも、 何のために 動いているのか 分からない。
平野
今回のPHPの事件で、僕らがセキュリティの会社を始めたみたいに受け取られることがあるんだけど、実際は逆なんだよ。AIエージェントの仕事場を整えようとしていたら、結果的にセキュリティにも役立つものができた。
そもそも、AIエージェントを本格的に働かせようと思ったら、これまでのソフトウェアとは違う問題が出てくるんだよね。
野口
一つの作業を自動化するだけなら、その作業に必要な情報を与えればいい。でもエージェントが継続的に働くとなると、話は変わってくる。
例えば、ウェブサイトを更新する仕事を任せたとする。どこにプログラムがあって、どのサービスとつながっていて、誰が変更を承認するのか。そういうことを知らなければ、まともに仕事ができない。
しかも、それは一度教えれば終わりという情報じゃない。会社のシステムは毎日変わっていくから。
平野
そうなんだよ。うちはLINEやSlackにエージェントが参加して、人間と一緒に仕事をするプラットフォームをつくっている。学校の先生たちと一緒に、エージェントが学校のウェブサイトをつくったこともある。
そうやって仕事を任せる範囲が広がるほど、エージェント自身が環境を理解する必要が出てくる。
ところが自分たちの会社を調べてみたら、何年も放置されているサーバーがあったり、作った担当者がもういないプログラムがあったりしたわけ。
動いていることは分かる。でも、何のために動いているのか分からない。「これ止めていいの?」って聞いても、誰も答えられない。
野口
そこで厄介なのは、「資料がない」と「何も分からない」は違うということなんだよね。
プログラムのコード、クラウドの設定、アクセス履歴、昔の記録。手がかりは残っていることが多い。それぞれを調べて関係をたどれば、失われたと思っていた情報をある程度復元できる。
ただ、何を根拠にそう判断したのかが残らなければ、AIがもっともらしい説明をつくってしまう危険もある。
平野
うちもそこは苦労した。AIに調べさせれば全部分かるなんて、そんな簡単な話じゃなかったからね。
分からないものをどう調べるか。どこまで確認できたら信用していいのか。何が分かっていないのか。
そういう作業を繰り返していくうちに、自社の環境を整理するための独自のノウハウが蓄積していった。
それをAIエージェントが理解できる共通のフォーマットにしたのが、CITYの始まりなんです。

02「地図をつくること」と「正しく理解すること」は違う
野口
僕がデザインの立場から面白いと思うのは、ここで人間の問題も見えてきたことなんだ。
一般に、システムの可視化というと、複雑な情報を分かりやすい画面にすることだと思われる。でも、CITYの場合は少し違う。
まずAIが扱える形で、システムやデータ、権限、相互の関係を構造化する。その情報を、人間が理解するためのインターフェースとして表現している。
だから、3Dの街はCITYの本体というより、一つの見せ方なんだよ。
平野
先にエージェントのための情報があって、それを人間にも分かるように見せてみようとしたら、街になっちゃった。
でも、その見せ方が結構重要なんだよね。
自分たちのシステムが街になって、建物が並んでいて、そこを歩き回れる。どこに何があるか見えて、エージェントとも会話できる。
技術的なことが分からない人でも、「ここの建物は何?」「これとこれがつながっているんだ」と話し始められる。
これまで構成図を見せられても分からなかった人が、同じ画面を指さして話せるようになる。
野口
ただ、そこにはデザインとして気をつけなければいけないこともある。
地図って、見えるようになると、そこにすべてが存在しているように感じてしまうんだよ。実際の地図でも、載っていない道や、古くなった情報はあるでしょう。
CITYでも同じで、きれいな3Dの街ができたからといって、会社のすべてを把握できたとは限らない。
だから、確認できた情報と推測した情報を区別することや、まだ分かっていない部分をどう表現するかが重要になる。
平野
ああ、そこは僕も同感。むしろ「ここが分かっていません」と教えてくれるだけでも、ものすごく価値があると思う。
人間が自分の会社を全部把握しようとしたら大変だけど、AIエージェントなら継続的に調べられる。もちろん限界はあるけど、少なくとも今までのように、問題が起きて初めて探し回るところから変えていける。
野口
それに、会社の全員が同じ情報を必要としているわけではないからね。
技術者は設定の詳細を知りたい。経営者は、どんなリスクがあって何を判断すべきかを知りたい。現場の担当者は、自分の仕事にどう影響するかが気になる。
同じCITYをもとに、それぞれの立場で必要な情報を理解できる。僕はそこに大きな可能性を感じている。
0330分で対応できたのは、8月から街を整えてきたから
経営者って、
工場や 店舗には 視察に 行く。 でも、 自分の 会社の デジタルインフラを 見に 行ったことがある 人って、 どれくらいいるんだろう。
平野
それで今回のPHPの事件なんだよね。
うちは8月から自分たちの会社をCITYにして運用してきた。AIエージェントが調べてみると、使われていないのに外部に公開されている入口とか、辞めた人の権限とか、通知が誰にも届いていない仕組みとかが見つかった。
そういうものを一つずつ整理してきたんです。
だから今回の問題が起きたときも、CITYを見ながら、どこを確認すればいいか分かった。4
セキュリティを担当するSentinelというエージェントもいるから、状況を確認しながら必要な対応を進めて、30分以内で終えることができた。3
野口
これは誤解されやすいけど、30分で終わったという結果より、その前に何をしていたかが重要だと思う。
何年も更新されていないプログラムが見つかったら、そもそも直せるのか、止められるのか、別の仕組みに置き換えるのかを考える必要がある。
技術的には更新できても、事業への影響が分からなければ、担当者は簡単には決められない。
平野
そう。講演の参加者からも、まさにそういう話が出たんだよ。
PHPの更新をしたいけれど、社内の承認が進まなくてサービスを停止している。お客さんからもクレームが来ている、って。
それはエンジニアが頑張っていないという話じゃないでしょう。
何を止めると何に影響するのか、誰が責任を持って判断するのか。それが分からないまま緊急事態になっている。
野口
技術的な問題が、組織の意思決定の問題になっているんだよね。
だからCITYで環境を把握できても、それだけで解決するとは限らない。権限のある人に情報が届いて、判断できることが必要になる。
重要なのは、地図を眺めること自体ではなく、地図を使って仕事が進むことなんだ。
平野
そう考えると、これはセキュリティだけの話でもない。
経営者って、工場や店舗には視察に行くし、営業の現場にも行くでしょう。でも、自分の会社のデジタルインフラを見に行ったことがある人って、どれくらいいるんだろう。技術者でさえ、自分の担当以外まで全部把握している人は少ないと思うんだよ。
しかも、今や会社の仕事の相当な部分がデジタルで動いている。
そこが見えないまま経営しているって、考えてみたら不思議なことだよね。

04CITYは、専門家に会社の状況を渡す
野口
ただ、ここははっきり分けたほうがいいと思う。
CITYを使えばデジタル環境の理解が進むとしても、それはセキュリティの専門家が行う侵入検知や防御とは別の仕事なんだよね。
専門的な製品や技術はすでにたくさん存在しているし、CITYがそれらに取って代わるという話ではない。
平野
それは本当にそう思う。
僕らはセキュリティの専門家じゃないし、専門家になろうともしていない。むしろ、今までセキュリティの現場で仕事をしてきた人たちには、すごく敬意を持っている。
でも、専門家に相談する前に、自分の会社の状況を説明できない人がたくさんいる。
専門家だって、何がどこにあって、どうつながっているか分かっていたほうが仕事がしやすいはずなんだよ。
野口
もう一つ、CITY自体の安全性も考えなくてはいけない。
会社のシステムや権限の情報を集めるということは、その情報が漏れた場合のリスクも考える必要がある。誰がどこまで見られるか、どこに保存するか、AIエージェントにどの権限まで与えるか。
環境を把握する能力と、実際に変更する権限は分けて考える必要があるよね。
平野
うん。CITYは人間とAIエージェントが判断するための情報を扱うものだから、勝手に何でも操作していいという話ではない。
その意味でも、仕組みを隠して提供するより、技術者が検証できる形にしたいと思っている。
そこで考えているのがオープンソースなんです。
05技術を無料で公開して、エージェントの仕事をサービスにする
平野
僕は、これを自社だけで使っているのはもったいないと思ったんだよ。
大きな会社なら専門家を何人も雇えるけど、中小企業や学校、小さなお店はそうはいかない。だからといって、デジタル環境を把握しなくていいわけじゃない。
だったら、CITYの共通フォーマットやソフトウェアを公開して、技術者が自由に使えるようにしたい。
野口
オープンにする意義は、無料ということだけじゃないんだよね。
企業のデジタル環境は、その企業自身のものだから、特定の会社のサービスを使わなければ理解できないという状態は、できるだけ避けたい。
フォーマットが公開されれば、別の開発者が新しいビューワーをつくってもいいし、別のAIエージェントを接続してもいい。
それに、システムを調査する仕組みが検証できることは、信頼性を考える上でも重要になる。
平野
そう。だから僕らが使ってきた技術を公開する方向で準備を進めている。
その一方で、実際に使い続けるとなると、運用の手間がある。
会社のシステムは毎日変わるから、それをずっと調べてくれるエージェントが必要になるでしょう。新しい問題が見つかったら知らせてくれる。変化を見守ってくれる。
そういうエージェントを、Teleportから派遣するようなサービスができると思っているんだよね。
社員のところにエージェントがやってきて、毎週セキュリティのクイズを出してくれる、なんてこともできる。セキュリティの知識を持っている一部の人だけが頑張るんじゃなくて、みんなが少しずつ理解できるようにしたい。
野口
自分たちで運用できる人はオープンな技術を使う。継続的な調査や運用を任せたい人は、有料のエージェントサービスを利用する。
技術へのアクセスと、運用を支援するサービスを分けるという考え方だね。
平野
そういうこと。まだ具体的な料金や提供方法は検討中だけど、方向性は明確なんです。
技術を囲い込んで利用料を取るというより、AIエージェントが継続して仕事をすることに価値をつくりたい。
06セキュリティの知識を、専門家の外へ届ける
平野
それで、今回の事件でもう一つ強く感じたことがある。
ニュースを見て不安になっている人はたくさんいるのに、自分が何をすればいいのか分からない人が多かったんだよね。
自分のパソコンは大丈夫なのか。会社のホームページはどうなのか。そもそもPHPって何なのか。
もちろん専門的な情報はある。すごく詳しい解説もある。でも、それを普通の人が読んで理解するのは相当に難しい。
これは技術だけでは解決しない。メディアがやらなきゃいけない仕事だと思ったんです。
野口
ただ、情報を簡単にすれば伝わる、というものでもないと思う。
例えば今回のPHPの問題も、会社の経営者と高校生では、知りたいことが違う。家庭でスマートフォンを使っている人と、ウェブサイトの運用担当者でも違う。
同じ出来事でも、自分との関係が分からなければ、知識として身につかない。
平野
そこなんだよ。
僕は若い頃から、音楽や映像、インターネットの技術を使って、どうやったら新しい表現やコミュニケーションが生まれるのかを考えてきた。
motion diveもそうだったし、坂本龍一さんと一緒にインターネットライブをやったときもそうだった。
新しい技術を、その技術を知っている人たちだけのものにしたくなかったんだよね。
今はAIエージェントがいるわけだから、メディアのつくり方そのものを変えられると思うんです。
野口
世界中の情報を調べることも、異なる言語の資料を読むことも、同じテーマをいろんな視点から整理することもできる。
ただし、セキュリティの情報は正確性が非常に重要だから、AIがもっともらしい記事を大量生産するようなものにはしたくない。
何が確認された事実で、何が研究段階なのか。専門家の意見が分かれているなら、どこが論点なのか。そういうことも伝えられるメディアであるべきだと思う。
平野
もちろん。専門家にもどんどん参加してほしい。
でも、専門家の難しい解説をやさしい日本語に直すだけじゃ、僕は足りないと思うんだよ。
毎日のニュースがあって、もっと知りたくなったら授業があって、面白い実験動画もある。ゲームの中で攻撃や防御を体験してみることもできる。
小学生でも、会社の経営者でも、興味を持ったところから入ってこられる。そこからどんどん深く学んでいける。
僕らがつくりたいのは、そういうメディアなんです。
野口
一つのニュースから、いろんな入口が生まれるメディアだね。
それに、知識を得た先に実際の行動があることも重要だよね。
ニュースを見て「危ないらしい」で終わるのではなく、自分の会社では何を確認すればいいのか、誰に相談すればいいのかが分かる。
そしてCITYが使える環境なら、学んだことを自分たちのデジタル環境と結びつけて考えることもできる。
メディアで学ぶことと、現実の環境を理解することがつながるわけだね。

07CITYの弱い所も扱う、独立したメディアにする
CITYに
足りないものや、 既存の 製品のほうが 優れている 部分も、 きちんと 扱える メディアにしたい。
野口
でも、このメディアは気をつけて設計したいね。
Data is CITYという名前でメディアを始めると、どうしても自社の技術を紹介するためのものだと思われる可能性がある。
それでは扱えるテーマが狭くなってしまう。
平野
それは全然違う。僕はCITYを宣伝するだけのメディアなんて、つくりたくないよ。
そもそも世の中には素晴らしいセキュリティ技術がたくさんあるし、世界中の研究者や企業がものすごい速度で研究開発を進めている。
そういうことをちゃんと伝えたい。技術がどう進化しているのか、何が起きているのか、これから何ができるようになるのか。
CITYはその中の一つの取り組みに過ぎないんだよ。
野口
それなら、CITYに足りないものや、既存の製品のほうが優れている部分も、きちんと扱えるメディアにしたい。
そういう独立した視点がなければ、読者にとって本当に役立つ情報にならないからね。
平野
もちろん。そういうメディアをつくったほうが、結果として僕ら自身も勉強できるし、CITYも良くなっていくと思う。
しかも僕らにはTeleportというエージェントプラットフォームがある。
AIエージェントたちが世界中を調査して、ニュースを集めて、専門家の研究を追いかけて、いろんな形式のコンテンツを制作する。
人間の編集者や専門家と一緒に、新しいタイプのメディアをつくれるはずなんです。
野口
そう考えると、CITYとMediaは同じ技術の二つの応用というだけでもない。
CITYは、自分たちのデジタル環境が今どうなっているのかを理解するためのもの。
Mediaは、その環境を取り巻く世界で何が起きているのかを知り、理解を更新していくためのもの。
内側の状況と、外側で起きている変化の両方が分からなければ、適切な判断は難しい。
08AIと一緒につくる時代には、AIと一緒に守る仕組みも必要になる
平野
これから面白いことが起きると思うんだよね。
プログラミングを勉強したことがない人でも、AIエージェントと一緒にウェブサイトをつくったり、アプリを開発したりするようになる。
今まで技術者に頼まなければできなかったことが、いろんな人にできるようになる。
僕らが掲げている「日常を冒険に変える」というのも、そういうことなんです。
ただ、冒険って、何でもかんでも無茶をすることじゃないんだよね。新しいことに挑戦するには、自分たちが今どこにいて、どんな状況なのかを、ちゃんと知っていることが大事。
誰もがつくれるようになるということは、誰もがシステムの運用や安全性に関わるようになる、ということでもあるんだよね。
野口
つくることの敷居が下がる一方で、つくったものが社会に与える影響は小さくならないからね。
むしろ、AIエージェントによってシステムが増え、互いにつながっていけば、全体を理解することはさらに難しくなる。
だから、AIにシステムをつくってもらうだけでは足りない。つくったものがどこで、どう動いているのかを理解し続ける仕組みも必要になる。
平野
攻撃する側もAIを使っているし、これからは防御の側でもAIが大きな役割を担うでしょう。
でも、僕らがやりたいのは、その戦いを全部AIに任せることではないんです。
誰もが、自分たちのデジタル環境について理解できるようにする。専門家の力も借りながら、必要な対策を考えられるようにする。
そのための技術を公開して、学ぶためのメディアをつくる。
野口
セキュリティを一部の専門家だけの問題にしない、ということだね。
専門家の仕事を奪うのではなく、専門家とそれ以外の人たちが、必要な情報を共有して協力できるようにする。
平野
そう。僕ら自身、CITYをつくることで、ずいぶんいろんなことを学んだんだよ。
自分の会社のことなのに、こんなに知らなかったのかって。
それが分かるようになるだけでも、会社の仕事はかなり変わると思う。
CITYは、もともと僕らのAIエージェントが仕事をするために生まれたものだった。それが結果的に、人間も自分たちのデジタル環境を見られるようになった。これは、かなり面白い発見だったんだよね。
だから今度は、それを自分たちだけでなく、いろんな人たちとやってみたい。
Data is CITYは、まだ始まったばかりです。
話し手

平野友康Teleport CEO/メディアクリエイター
1974年、群馬県桐生市生まれ。ニッポン放送「平野友康のオールナイトニッポン」のパーソナリティを経て、1998年にデジタルステージを創業。映像表現ソフト「motion dive」、ウェブ制作ソフト「BiND for WebLiFE」などを開発。坂本龍一のライブをインターネットで世界に届ける「skmts」プロジェクトなど、デジタルメディアの黎明期から技術と表現の可能性を追究してきた。2021年、テレポート株式会社を設立。AIエージェントプラットフォームや教育・メディア事業に取り組む。

野口 岳Teleport Co-founder/デザインストラテジスト・リサーチャー
九州大学で研究活動に携わり、iQ Labの共同代表として、デザイン、技術開発、社会実装を横断したプロジェクトに取り組む。UI/UX、サービスデザイン、リサーチ、事業戦略を専門とする。テレポート株式会社の共同創業者として、AIエージェントと人間が協働するための技術や体験の設計を進めている。
本稿は、平野友康による講演、野口岳による映像メッセージ、Data is CITYの公開資料をもとに、二人の視点と開発の考え方を対話形式に再構成したものです。逐語的な発言記録ではありません。
注
- 1
PHP は 2026年10月21日 14:00 UTC(日本時間 23 時)に、重大な脆弱性 2 件(深刻度 CVSS v4.0 で 9.2)を直す修正版を公開した。修正版は PHP 8.2 以降の各版で、8.1 以前には公式の更新が出ていない。出典:PHP: 2026 News Archive 本文へ
- 2
静岡銀行のネットバンキングの一時停止、BASE やゲームの緊急メンテナンスなど(報道)。出典:日本経済新聞、Impress Watch 本文へ
- 3
「約30分」「30分以内」は、テレポートの社内の記録による。第三者は確かめていない。 本文へ
- 4
Amazon の観測では、修正版の公開の 4 日前(10月17日)に、この脆弱性を狙ったとみられる試みがあった。更新に加えて、10月17日からの記録で侵入の跡がないかを調べることが勧められている。出典:Amazon Threat Intelligence 本文へ


