社 是

学ぶ、働く、遊ぶの境界線がない世界をつくろう。

お互いができることでつながっていく参加型プロジェクトが増えれば、それが実現するはず。
そのための仲間をみつけて、つながる仕組みをつくり、楽しくて夢中になれる関係を育んでいこう。

 
わたしたちが手にした新しい可能性。
それは、新しい人間関係がつくれる、リモート・コミュニケーション・テクノロジーです。
ひとりひとりの個人でできることのつながりをしっかりとネットワークできたら、今までできなかったことが、どんどんフットワーク軽く、かつシンプルにできるようになるはずだとわたしたちは信じています。
 
そこから生まれるのは人間関係を元に自然発生するコミュニティです。
そのコミュニティを創出し、参加型プロジェクトとして活動する場を生み出すために開発しているエンジンが、テレポートです。

Introduction

20214月、平野友康と白川洸陽は、テレポート株式会社を設立しました。
テレポートは、フルリモート時代のまったく新しい思想から設計されたグループウェアです。
わたしたちは、このテレポート・エンジンの企画・開発を行ないます。
そしてこのエンジンを必要とする企業や団体と、さまざまな共同事業を立ち上げていきます。

テレポートで育まれるものは、人間の関係性です。
近代文明は、先行するエリートたちが設計したシステム・ソリューションの枠の中で、私たちは利便性を享受してきました。ものすごく便利に楽しくなりましたが、そこに生きる人間は、システムの枠の中での自由しか味わえませんでした。 
テレポートは、個人の意思からスタートし、他者との交わりの中から関係性を誕生させ、仲間を集めながら共同性を獲得していく時に、そのムーブメントに同伴し、一緒に成長していくソリューションです。
AIやロボットと一緒に生きていく時代に、テレポートの新しい設計思想は、私たちの新しい世界を築くための大事なことを教えてくれるはずです。
(一般社団法人未来フェス 代表理事 橘川幸夫)

面白いことは、
いつだってチャットからはじまる

最初はそれがプロジェクトかどうかすら分からない。
でもなんとなく話を続けていくと、だんだん自分たちがやりたいことが見えてくる。
プロジェクト名が決まった瞬間、高揚する。ああ、これから何かが始まるんだって思う。
興奮する瞬間だ。 
 閃いたその瞬間のノリを壊さずに、そのノリをそのまま育てていける空間(トポス)が必要だ 

テレポートの核心は、チャットです。

チャットは、ふとした瞬間に個人から生まれるアイディアの種をすぐに共有することができる素晴らしいメディアであると同時に、言葉を交わすうちにお互いの共感を高めていくことができる空間(トポス)でもあります。 
テレポートはチャットカードでできています。
このシンプルに思えるたったふたつの機能を使いこなすことで、どんなコミュニティーもどんなプロジェクトも運営できるコミュニティ・プロセッサです。
テレポートでは、そのチャット空間にさまざまなカードを配置して自由自在に拡張できます。 それによってそのプロジェクトに最適な大きさにチャット空間が自然と育っていきます。  

マルチデバイス・マルチプラットフォームなので、あらゆる場所のあらゆるデバイスでストレスなく最適なコミュニケーションが発生します。PC、スマートフォン、テレビ・オーディオ機器、VR/AR/MRなどを通じて、いつでも緩く心地よいつながりっぱなしの世界が広がります。

 

この画面はテレポートの開発のごく初期段階の様子です。
テレポートはテレポートによって開発されています。

テレポートは、コミュニティ・プロセッサです。
かつて、パーソナルコンピュータを発明したことで、個人のためのワード・プロセッサや、アイディア・プロセッサといったこれまでなかった新基軸のソフトウェアが誕生しました。これからは、人々の行動(アクション)が交換される世界になります。誰かのアクションに対して誰かがリアクションをする。すべてがこうしたアクションベースになれば、これまでの組織のあり方やプロジェクトの進め方が一気に変化します。そこでわたしたちは、これらのアクション空間を設計できるテレポートコミュニティ・プロセッサと位置付け、このエンジンを使って、熱意ある個人もしくはグループがノーコードでコミュニティを設計し、運営し、成長させていくための各種ツール群を提供します。

なぜわたしたちは、テレポートを開発しようと思ったのか?





わたしたちはテクノロジーの進化によってやりたいことベースでお互いがが簡単に繋がれるようになりました。離れていても一緒にできる。でも、これまでの組織のあり方や発想だと、そうなるには限界があると思いました。

ならば、組織に属している人も、属していない人も、みんなでプロジェクトベースに移行したい。であれば、リモートとリアルとバーチャルを自在に組み合わせられるツールが必要です。でもそれはどこにもありませんでした。





「この指とまれ!」と「それやりたい!」の出会いを起こしたい。
そのツールを創れば、組織も個人も変わる。みんなが フラットに繋がって操作も簡単で、やりとりがスムーズに進んで、いくつものプロジェクトに夢中になれるはず。
そういう空間があなたの目の前に広がれば、わたしたちのチャレンジは成功です。

だから、これまでの組織や地域や立場を超えて、働きかた、学びかた、暮らしかたのすべてをプロジェクトベースに変えていく。

Teleport  for Community

暮らしが楽しくなるコミュニティを育て、参加するためのファースト・ワンマイルを創る。


 
毎日の生活で日々顔を合わせる人たち、離れていても日常を共有する仲間達、親戚、趣味の友達。こうした人たちと繋がって一緒に何かをしていくことが、わたしたちの暮らしをつくっています。なのに、今はその当たり前のことが難しい。例えば、SNSでやっている集まりをテレポート上に引っ越してきてください。リアルなお稽古やレッスンでもオーケー。するとコミュニケーションが活発になります。

Teleport  for Biz

会社組織を参加型プロジェクトの集合体に変えるために。


 
人生の多くの時間を割いて、わたしたちは日々働いています。せっかくたくさんの人と共に何かのミッションのために動いているのに、そこに誰かの役に立っている手応えはあるでしょうか。ただ業務に追われていないでしょうか。そもそも会社組織が何のためにあるのかを確認しあいましょう。トップはメッセージを伝えましょう。ツールが変われば組織が変わります。チームのあり方から見直しましょう。

Teleport  for Society

誰一人取り残さない、地域や自治体の自然な繋がりと交流が生まれるために。


 
自治体やご近所からの情報が分かりやすく伝わって、欲しい情報にたどり着く。あるいは地元や住人どうしの無理ない交流が生まれる。聞きたい質問があったときに、答えてくれそうな相手がどこにいるか分かる。さらに超高齢化社会において、使いやすくアクセスしやすいこと、誰かと繋がることはとても大切なことです。テレポートは、こうした地域の課題を解決するお手伝いをします。

プロジェクトは物語だと思う。

こうしてやりとりされるのは、お互いのアクションです。
やがてそのプロジェクトを振り返るときにそこに記録されているのは、それまでにお互いが紡いだ物語なのです。

つまり、企業も市民プロジェクトも全ては「学び」の仕組みで動くようになる。

ツールの詳細は今はここまで!これからをお楽しみに!

Message


メディア・アーティスト/代表取締役 CEO
平野友康 Tomoyasu Hirano

チャットには何かがある。

たった一行の短い言葉や音や画像のキャッチボール。でもずっとずっと緩くつながっている。
テキストラジオとでも呼ぶべき、独特の緊張感とシンプルさが僕は好きだ。


でもチャットだけだと限界がある。でも場所を移したら、その瞬間に複雑になり、何かが冷め何かが消えた。
どんなプラットフォームを試してもダメだった。そのグルーヴを止めないでプロジェクトを続ける方法がなかった。
こうしてたくさんの素敵なプロジェクトの卵たちが消えていった。
このままではいけない。だからそのグルーヴが途切れないツールを自分たちでつくるしかないと思った。


理想のプロジェクト形態は、音楽のジャムセッションやバンドのようなものだと思う。
自然と発生し、自然と共感する仲間が集まってくる。
そういう場合、最初はそのゴールがどこかも分からないし、明日何をしているのかも分からない。
数人で、常に何かの予感だけを頼りに、手応えを求めて試行錯誤していく。そんなゼロイチの世界だ。


だからこそシンプルなチャットからスタートして、必要に応じて必要なものだけを拡張していける<自由な空間>が僕たちには必要だった。それをテレポートと名付けた。

コロナ禍で会いたくても会えない僕たちが集まる、広大な原っぱが生まれた瞬間だった。


代表取締役CTO
白川洸陽  Koyo Shirakawa

これからの人生を想像したとき、今のままの考え方や生き方だと、どんどん辛くなるんじゃないかなって思ったんです。
「こうしたい」という意思はそれぞれにあると思うんだけど、今を取り巻く環境がこのままは許さないんじゃないかと。

コロナ禍によっても強制的に暮らし方を変えさせられたわけだし、長寿になってきたというのもひとつの変化だし、日本だと少子高齢化という問題もある。

だからこれからは、ひとつの組織やひとつの仕事に縛られるでのはなく、
いくつものプロジェクトに関わっていく働き方=プロジェクトベースな生き方こそが、人間らしく生きられるんじゃないかと。

なぜプロジェクトベースなのか。その答えはとてもシンプル。

固定された組織から生まれるプロジェクトはどうしても利益追求が多いけど、
人から生まれるプロジェクトは「何かのため」が多いから。

テレポートのビジネスモデル

テレポートはエンジンです

よってテレポートという単一のサービス事業だけではなく、パートナーとの共同事業として展開します。
具体的には、それぞれの事業ごとに、ブランディングとエンジンのカスタマイズを行なっていくことで、各事業を成長させていきます。
 
志を同じくする良い出会いがあることを願って、わたしたちは今日もこのエンジンを、以下の3つのステップで進化させます。

STEP1:コアエンジンの完成度を高める

まずは現場で本当に使えるものになるためにあてがき開発を実施します
20216月の時点でアルファ版の開発が行われています。アルファ版はわたしたちの仲間である10未満のコミュニティで導入されます。実際の現場で毎日使い続け、毎日改良・改善されていきます。その期間はビジネスやマーケティングは気にしない。それぞれのコミュニティーの活動が活発に、よりよくなるためだけに開発を集中します。各プロジェクトへの関わり方や人間関係が変わっていくことのためだけにプロジェクトを集中します。おそらくこのステップがもっとも重要です。

STEP2:カスタマイズ版やプラグインの開発環境を充実させる

そのコミュニティで本当に使えるものになったら、続いて100ほどのコミュニティや企業に向けてベータ版をリリースします。その間に、それぞれのコミュニティや企業にとって必要とされる数多くの機能を追加・拡張していきます。この間にカスタマイズ版、エンタープライズ版による共同事業の準備をしていきます。

STEP3:商用化と共同事業を本格化させる

2022年を目処に、商用化および本格的な展開を予定しています。

テレポートエンジンは、コミュニティに必要な機能がすべて搭載されています。エンタープライズ版では、これらのコア機能を元に、独自の機能を追加するAPIやプラグインの仕組みを提供します。

Profile

商号

テレポート株式会社

代表者

代表取締役 平野友康 白川洸陽

設立

2021年4月

所在地

〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-3-6 ワカ末ビル7階

連絡先

03-6202-2908

事業内容

グループウェアエンジン「テレポート」の企画開発運営

Contact